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 Stone Wall

「石壁の家」

 

石の壁

 

南面というのにほとんど開口部の無い外壁。
堅牢な石の壁は、天然石の乱形石張りです。
 

 

玄関扉をあけると表れる中庭

 

一見暗い室内を想像してしまいますが

玄関扉を開けると印象は一変します。

そこには明るい光の差し込む中庭が表れます。
 

 

プライバシーと採光の確保

 

住宅において重要な要素としてあげられるのが
プライバシーと採光の確保です。

しかし、敷地条件によってはこれらの両立が容易でない場合もあります。

南面が道路の敷地ではどうでしょうか。

南面に大きな開口を設けて採光を得る。

これは採光については有効な手段ですが
プライバシーの確保については工夫が必要です。


目隠しの塀で家を囲えば良いのでしょうか。
これは建築家の美学に反しました。

この家は、採光とプライバシーの確保を

印象的な外観で両立しています。

 

 

プライバシーが確保された中庭

 

この家では、カーテンやブラインドをほとんど締めることがありません。

外壁で囲われた中庭は、完全にプライバシーが確保され
南面道路からの視線を気にすることなく

開放的な暮らしをすることが出来ます。

 

 

程良い距離感をつくる中庭

 

この家のゾーニングの中心に中庭があります。
庭を中心にプライベートゾーンとパブリックゾーンに分かれていて
プライベートゾーンにはLDK。
パブリックゾーンには来客用の和室があります。

中庭はLDKと和室の中央に位置し
程良い距離感をつくる緩衝空間として機能しています。
 

 

この空間を設計したのはソフトデザイン1級建築士事務所。意匠設計は建築家 河澄克典によるものです。

ソフトデザイン1級建築士事務所は、名古屋を拠点に注文住宅や店舗の設計を行い数々の個性的な空間を生み出しています。
「個々のプロジェクトに独自のコンセプトを見出しかたちにする」

そんな設計に対する考えは施主の価値観を反映した独自性の高い空間づくりへとつながっています。
 

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

・意匠設計 : 河澄克典

・竣工 : 2015年8月

・工事種別 : 新築

・構造 : 木造在来工法

 

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